さっきテレビで「心が叫びたがってるんだ。」というアニメを見たので感想を。
まぁ漫画でよくある青春話だなって印象。
特に成瀬が前日聞いちゃいけないこと聞いてそれが元で当日に来なくて、それを拓実が今までの発言を辿って探すあたりとか本当に漫画でよくある話だなと。
近い話を例に出すとクラナドとかジャンプの社交ダンスのヤツとか、あんな感じ。
でね、成瀬のわざわざラブホにいるっていう演出じみた冷静さはあるのに、自分が来なかったら周りに迷惑かけるとかの一般的なことができてないチグハグさが違和感しかない。
ミュージカル言いだしたのお前で主役で来なかったら困るし、発表の後にも学園生活続くのにミュージカル放り出したら学校での立場なくなるとか喋れなくなるぐらい繊細ならそこまで考えて気を付けろよ。
あと四人にスポット当ててるようで成瀬以外の話が完全にオマケ扱いだったなって感じ。
仁藤の元カノの下りとか必要か?
拓実の両親離婚したの必要か?
田崎の野球部もめてる話必要か?
この3人(特に仁藤、田崎)の心が叫びたがってるエピソードが弱すぎて印象が薄い。
なんつーか2時間の風呂敷じゃねー。かといって12話するほどの深さもない変な映画でした。
ただ最後の方の成瀬と母親が和解した感は良かった。
多分今頃拓実と仁藤、成海と田崎がどうなったか調べてる奴いるかもだけど、あの終わり方だからいいんじゃないですか。
それこそ結果は蛇足で無粋です。
あれこれ言いましたが、普通に面白かったですよ。
これだけ言ってて信じてもらえないかもしれませんが、こういうのは雰囲気が大事なんで。
時間があれば実写見ようかな…。嘘、絶対見ないわ(笑)